1-2
敗北である。
日本時間 20:30にキックオフを迎えた、アジア杯準々決勝。日本と対するはイラン。
前半に先制するも、後半押し込まれて失点。打開策を時間内に打てず、我慢できずにPK献上。
明らかに大会初期から様子がおかしいキーパーを信じるしかなくなった時点で詰んでいた。
詳細なマッチレビューを書くには時間がかかるし、荷が重いと書く気にならんので今日はマッチレビューはしない。今は優秀な記事をキャッチアップする術がたくさんあるので、そちらを参考にすると良い。
私はこの大会、日本が優勝できるだろうと踏んでいた。世のサッカーサポーターたちの中には、漠然とそう思っていた人たちも多いのではないだろうか。
私はアジア杯の結果に賭ける思いが非常に強い。
正直W杯より結果を出して欲しい。
理由は主に5点
①負けるところを見たくない。
②優勝することによる代表人気という影響力向上。
③他チームと日本の選手の戦力差(個人能力差)
④ずっとホーム開催である中東の勝利は面白くない。
そして途中からだが
⑤あくまで疑惑である、というかかなり裏を感じる嫌疑によりチームを去った選手がいた
まず、選手の戦力差を考えるに、日本は優勝候補の最右翼と評されて当然で合った。
また、優勝するとしないとでは明らかに世間からの扱われ方が違う。コアなファンではない限り、結果が絶対的な判断軸である。いい試合をしても、数年先のW杯に希望があるとしても、今勝たなければそのときまでの「期待の繋ぎ」すら用意されない。
世界からの注目度も市場規模も既にサッカーより低いにも関わらず、ノイローゼになるほど狂ったように大谷、大谷と野球報道を繰り返すメディアへの露出度を増やすには、各大会で結果を出すしかない。
また、中東方面での開催が板についてきたことで、中東国がホームとして戦っていることも、結果を出してほしい一因である。
南米のチームが、コパアメリカになると強度や練度が豹変して強くなるのと同じように、中東も独特な雰囲気故か、ホーム開催により強い恩恵を受けていると見受けられる。
JFAの敗戦結果を知らせる投稿に、国旗や絵文字で煽りを入れてくる民度の低い中東サポーターを駆逐するためにも、日本がアジアの頂点であると示す必要性がある。敗者に口無しであるからだ。
また、教養のない者が、昔の自らのゆるい行動を告発し、あたかも一方的に襲われたかのように振る舞い、それにより男を社会的に抹殺しようとするムーブメントにより、遂に代表選手からも離脱者が出た。勝ち進み、連帯を示すためにも、優勝という結果が欲しかったところだ。代表とは、クラブチームとは違う、国に対してのメッセージや表現を行える場であるし、大勢がそれを目撃する。(2022ドイツ代表のように、それに躍起になり負けるようでは意味がないが)
PKを決められた直後から硬直し、黙り込む選手を見て応援するサポーターなどいない。
欧州から招集され、アウェーの中心身ともに疲弊していても、アジア杯は優勝して然るべき大会なのである。もはや今の代表にとって、最低側の目標が優勝である。
2年後、4年後ではない。過去の戦績でもない。
思い出なんかいらん。
敗戦は敗戦である。糧になるのは次に活かして勝利したその瞬間である。
私が欲しているのは公式戦での結果。勝負強い僕らの代表に、手のひらを返し焼き土下座をする日を、私は待ち望んでいる。